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岸大日山縁起 [大日如来]

             大日山縁起              岸町大日山総代会
本日は大日山に参拝賜り有り難うございます。大日堂の縁起を簡単では御座いますが、御紹介申し上げます。
伝云、往古大井川氾溢し此の地蒸れし折に、郊原に一樹の松ありし傍に、小童何れよりか大日の尊像を携え来り花を供し置けるを、里老見て草堂を営み、安置せしに、宝永三年今の堂宇を造建えりと云(駿河志科)。
・宝永3年(1706年)当時、岸村の庄屋で森下三右衛門と成岡輿左衛門が共に世話役となり、村人達と大日堂建立の発願し、村内はもとより近隣村々に勧進志願を始める。
明和5年(1768年)9月完成し落慶供養が行われた。
・寛政12年(1800年)仁王門普請、享和2年(1802年)完成し仁王像は同年3月に二躰の請負を依頼し同年10月に建立された。
・文化3年(1806年)石垣・石段の工事が完成した。
・文化11年(1814年)4月1日梵鐘堂建立に着手し、同年12月に完成した。(当時の鐘は仮の物と推察される。)
文久元年(1861年)9月梵鐘建立を決め、文久3年(1863年)梵鐘が完成した。
その後、梵鐘は第二次世界大戦中に軍部の要請で供出され戦後、昭和30年再鋳造発願し完成した。
・昭和42年2月15日当時の大日山奉賛会長の増田元吉氏の寄進を主に交通安全観音像が建立された。
・昭和48年1月9日未明、不審火で本堂が焼失、昭和51年3月再建された。
・平成16年11月14日 大正9年以来、84年ぶりに御本尊の御開帳を盛大に行いました。
・平成19年2月15日岸町出身で名古屋在住の河村 清氏寄進により、御籠り堂(大清堂)が完成した。
本尊の大日如来は未申年生まれの守護尊です。
例年、2月15日春季本祭(大日如来発祥日)8月15日秋季本祭(大日堂完成日・煙火大会)当日は僧侶による御祈祷札・お守り等も販売しています。
普段、御守り等の販売は仁王門の南側、道を挟んだ石川様宅(民家)にて販売を行っております。

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